ミニ豚を飼いたい方へ
(注:1998年頃の情報です)
新しい情報はリンク集からどうぞ
ご質問のあったものにお答えしていきます。
最初にお断りしなくてはいけないのは、butataroの回答が最善であるとはいいきれないことです。
これは、ハムスターでも多くの飼育書が出され、様々なことが書いてあるのと似ていますし、残念
ながら、単なる知識不足による誤認識がないとも言いきれないからです。そうお断りしたうえで、
回答させていただきます。
ご意見、ご指摘、ご質問お待ちしております。
- 大きくならない豚
普通の豚(大きくなる豚)は、大人になると200kg以上になります。
その点、ミニチュア豚は、例えば「ゲッチンゲン」という種だと50kg以下です。
しかし、ミニチュア豚にも多くの種類があり、大人になると100kgくらいになるものもあります。
テレビなどでは子豚の時期を映していることが多く、思ったより大きくなると考えたほうが
いいかもしれません。
- どこで手に入りますか
ペットショップで約30万円〜(40万円〜という記事もあり)と、雑誌には載っています。
残念ながらbutataroは、実際にペットショップでミニ豚を見たことがありません。
まだまだ、めずらしいペットだと思います。
- 飼育は簡単ですか
「ナマケモノを飼育するのは難しくて、ハムスターを飼育するのは簡単だ」という言い方から
すれば、簡単な部類に入るのかもしれません。
小さい時は体温を保持する機能が大変乏しいので、保温に注意するということ以外では、
食べさせすぎに気をつけること、飼育環境を清潔に保つことくらいかもしれません。
ミニ豚を診なれている獣医さんは少ないでしょうから、とにかく病気にさせないことが、
第一ではないでしょうか。
近くに飼っている人もいない、相談できる人もいないとなれば、自分がその動物について一番知っているくらいになる気持ちも大切です。また、動物が病気になった時のこと以外にも、自分が病気やなにかで面倒を見られなくなった時のことも考えなくてはいけないでしょう。犬や猫のように簡単には預けられない現状も直視しなくてはいけません。
豚には人畜共通伝染病もあります。病気については、犬や猫を飼う時でもそうされているものとは思いますが、調べてから飼うようにしましょう。
細かくみていくと・・・
餌
雑食性です。ミニ豚専用の固形飼料が市販されていると雑誌にはあります。
成長の過程によって、餌も変わってきます。1年も経てば、あとは体重を維持させていく
餌になります。
太らせると足に負担がかかったり、いいことはありません。(見た目は太めでもかわいいのですが・・・)
飼育小屋
butataroは大型犬用のケージを使用しています。
設備(?)的には、大型犬や、超大型犬を飼うくらいのものが必要です。
豚の鼻力はすごい強いです。45kgの大人の雄豚に突進されたら、普通の男性一人では、
止めるのは難しいです。
27kgのななでさえ、慣れた人でないと女性が持ち上げるのはつらいと思います。
雑誌によると20〜25kgで60×90×60cm(縦・横・高さ)程度、30〜45kgでは
最低その2倍のサイズが必要と書かれています。
なつくか
なつきます。ほかの人が前を通るのと、飼っている人が通るのとでは反応がまったく違います。
こうなると、かわいくてしょうがないです(^_^)
散歩はできるか
豚は賢い動物です。
小さい頃から慣れさせれば、自分と一緒に歩かせることもできるかもしれません。
ななは大きくなってから散歩ができるようになったので、人と歩くというより、
自分の散歩道を覚えて、一人で歩いてるようなもんでした。
それに人がくっついていくという・・・(^_^;)
なれてきた頃、たまに人が前を走ると、急いで走ってくっついてくることもありました。
参考雑誌
小動物の飼い方 カラー図鑑(霍野 晋吉 監修)
日本文芸社
¥1500
ミニペットがほしい!
成美堂出版
¥980
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